恋とムチ
青山りささんの『恋とムチ』を読んだのでレビューします。
あらすじは・・・
うっかりミスばかりして指導係の風見主任に叱られるばかりの新人OL・黒沢和。
いつものように残業をしていたある日、
「お前はそんなに俺と二人きりで仕事がしたいのか?」なんて風見主任に迫られることに・・・
ドS上司とOLのエッチな残業はどうなる?
という内容が表題作、その他にも短編がいくつか収録されています。
表題作のこの二人のやり取りを見ていると自分が入社したばかりの頃を思い出してしまいます。
私もそれほど初めはできる新人ではなかったので、風見主任のように叱ってくれる先輩がいたなあと感慨深げに読みました。
風見主任は普段厳しく叱ってくれるんですけど、ちゃんとかばうところはかばってくれるので、さりげない愛情が見えてとても嬉しくなります。
確かに黒沢は仕事ができないし、ドジだけどにくめない可愛らしさがあるので、風見主任が好きになる気持ちも分かるなあという感じ。
しかもオフィスって何だかドキドキしてくる空間ですよね!
それにこの作家さん、絵がとても綺麗です。
ごちゃごちゃしていませんし、線がとても綺麗なのですっきりとしていて読みやすいです。
ただ、ストーリーまでもがあっさりしているので、こちらはもう少し深みを持たせて複雑にした方がよりはまれたかなという気持ちはあります。
↓ 本編読んでみる ↓
2013-09-10 18:57
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0