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100年ロマンス


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千川なつみさんの『100年ロマンス』という作品を読んでみました。


あらすじは・・・

大学生・小川嘉永は帰宅すると、薄汚い男がベランダに侵入しているのを発見した。

飛んでいった洗濯物を取りにきた翻訳家・大和仁満との最悪な出会いから、奇妙な交流が始まる。

容姿や言葉遣いとは裏腹な仁満の優しさに嘉永の気持ちはふくらむが、はずされることのない仁満の左手薬指の指輪の存在が気になりだす――。

という内容です。



私は千川先生の絵がとっても大好きなので、今回も期待をしながら読みました!
全3話で、表題作だけ前半・後半に分かれてます。

どの話もあったかい、ふんわりとしたムードが漂っていて、千川先生らしさがあって良かったです。

私は表題作よりも1話目の高校生同士の話がとても気に入ったのですが、初めは不器用な同級生を母親のように見守っていただけだった主人公が、次第に恋心を抱いて行く姿に甘酸っぱい気持ちになりました♪

高校時代の恋って何故だか分からないけど特別なんですよね!

ただ、男の子の方の心情があまり伝わって来なかった点がとっても残念でした。

高校生ものなだけあって、エロはそれほどありませんが、爽やかでピュアなお話が好きな方にはとてもおすすめです。


表題作もなかなkaおもしろくて、むさいおっさんくさい仁美さんとの恋にキュンキュンしましたね!

女の子もとても前向きで可愛かったです。

欲を言うなら、どの女の子もタイプが似ているので、女の子のバリエーションが増えるとより良いと思います!

こちらもエロは控えめですが、ストーリーをしっかりと読ませるものになっているので、千川先生のファンの方であれば問題なく気に入ると思います!



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